Part 1
森ノ宮歌劇団 事務室
運営社員
——というわけで、ここが大切なポイントになります
レン
『ひとりで運営の勉強をするって、
寂しくなってないかなって思ったけど——』
寂しくなってないかなって思ったけど——』
レン
『……えむちゃん、すっごく頑張ってるね』
リン
『うん。とっても真剣にお話聞いてる……!』
運営社員
続いて、当劇団の社会貢献について、
説明させていただきますね
説明させていただきますね
えむ
はい! よろしくお願いします!
レン
『でも、ホントにえむちゃんひとりなんだね』
リン
『説明してくれてる人は、劇団の人かな?』
運営社員
——理念に基づき、社会への貢献に取り組んでいる我々ですが、
そのひとつが、地域への貢献になります
そのひとつが、地域への貢献になります
えむ
地域……。
それって、森ノ宮歌劇団があるこの街のことですか?
それって、森ノ宮歌劇団があるこの街のことですか?
運営社員
はい。地元の人達に愛され、支えられて続いてきた劇団ですから。
その恩返しの意味もあって、力を入れて活動しているんです
その恩返しの意味もあって、力を入れて活動しているんです
えむ
なるほど……
えむ
(フェニックスワンダーランドでも、
地元の人達と協力して何かすることはあるけど——)
地元の人達と協力して何かすることはあるけど——)
えむ
(森ノ宮では、どんなことをやってるんだろう……?)
えむ
あのあの、質問です!
その活動って、どんなことをしてるんですかっ?
その活動って、どんなことをしてるんですかっ?
運営社員
そうですね。
地域行政のイベントに協力させていただいたり、
小中学校に観劇の機会を提供させていただいたり——
地域行政のイベントに協力させていただいたり、
小中学校に観劇の機会を提供させていただいたり——
えむ
地域のイベント……
運営社員
ふふ、このあたりは簡単に説明する予定でしたが、
もっと詳細に内容をお話ししたほうがよさそうですね
もっと詳細に内容をお話ししたほうがよさそうですね
えむ
えっ?
運営社員
とても真剣に聞いている様子だったので。
後ほど、まとまった資料を用意します
後ほど、まとまった資料を用意します
えむ
わあ! ありがとうございます!
リン
『えむちゃん、なんだかかっこいいね……!』
レン
『うん。たくさんメモをとって、質問して、すごいなあ……!』
運営社員
——社会貢献については以上になります。
他に質問はありませんか?
他に質問はありませんか?
えむ
はい。大丈夫です。
たくさんお話を聞かせてくれて、ありがとうございます!
たくさんお話を聞かせてくれて、ありがとうございます!
運営社員
次は実際に舞台の裏側を手伝ってもらおうと考えていますが——
まずは休憩にしましょう。30分後に劇場前に来てくださいね
まずは休憩にしましょう。30分後に劇場前に来てくださいね
えむ
はいっ! 次もよろしくお願いします!
えむ
よーし。休憩の間に、
教えてもらったところ、整理しておこーっと
教えてもらったところ、整理しておこーっと
えむ
ええと——
???
『えむちゃん、えむちゃん』
えむ
あ! レンくん、リンちゃん!
どうしたの?
どうしたの?
リン
『えむちゃんがどんな勉強してるのか気になっちゃって』
レン
『運営って難しそうだけど、楽しそうに勉強してるんだね』
えむ
うん! すっごく楽しいよ!
えむ
劇団が大切にしてることを実現するために、
縁の下で支えてくれてるのが、運営の人達でしょ?
縁の下で支えてくれてるのが、運営の人達でしょ?
えむ
お話を聞いてると、知らなかったこともたくさんあって。
あたしもこんな風に考えられるように頑張らなきゃってなるよ
あたしもこんな風に考えられるように頑張らなきゃってなるよ
えむ
社会貢献のお話も、フェニックスワンダーランドとは
違う取り組み方をしてて、面白かったなあ
違う取り組み方をしてて、面白かったなあ
レン
『ふふ、たくさん質問してたもんね』
えむ
えへへ、面白そうな取り組みは、
うちでもできたらいいなあって思ったんだ
うちでもできたらいいなあって思ったんだ
えむ
地域の人達と一緒に何かすることはあるけど、
うちだと親しみやすいイベントが多いかなあ……
うちだと親しみやすいイベントが多いかなあ……
えむ
でも森ノ宮はどんな場所でも
本格的なショーを大事にしてるんだって
本格的なショーを大事にしてるんだって
えむ
うちでも宣伝公演の時みたいに、外でショーをたくさんやれたら、
話題になるし、たくさんの人にアピールできるかも……
話題になるし、たくさんの人にアピールできるかも……
えむ
あ、でも毎日ショーとか稽古をしてるから、
他のところに行くのはダメかあ……
他のところに行くのはダメかあ……
えむ
でもでも、遊園地のみんなも街の人達も、
みんなが笑顔になれる取り組み、考えられたらいいな
みんなが笑顔になれる取り組み、考えられたらいいな
リン
『……あのね、ひとりで大丈夫かなって、
ちょっとだけ心配しちゃってたんだ』
ちょっとだけ心配しちゃってたんだ』
レン
『でも、こんなに楽しく勉強できてるなら大丈夫そうだね!』
えむ
えへへっ、全然大丈夫だよ!
いろんなことを教えてもらえて、ホントに楽しいんだ!
いろんなことを教えてもらえて、ホントに楽しいんだ!
レン
『うん! 見てたら、そんな感じがしたよ』
リン
『ねえねえ 他にも教えてもらったこと教えてほしいな!』
えむ
いいよ! えっと、この前教えてもらったお話なんだけど——