Part 1
鳳邸庭園
リン
『よ~いしょっと☆』
レン
『わぁ! ここがリンが言ってた庭園?』
リン
『うん、そうだよっ☆
ほら見て見て! お客さんがいーっぱい!』
ほら見て見て! お客さんがいーっぱい!』
レン
『ホントだー!』
ネネロボ
ヨウコソ。イラッシャイマシタ
リン
『あっ、ネネロボちゃんだー♪』
ネネロボ
寧々が、ショーが見ヤスイトコロに
スマホを置クヨウに、と言ッテイタノデ
ココに置イテオキマシタ
スマホを置クヨウに、と言ッテイタノデ
ココに置イテオキマシタ
ネネロボ
木の陰にナッテシマイマスガ、
大丈夫デスカ?
大丈夫デスカ?
リン
『うんっ☆ ここなら、
えむちゃんの大ジャンプもしっかり見られそう♪』
えむちゃんの大ジャンプもしっかり見られそう♪』
レン
『じゃあ、バッチリだねー!
ありがとう、ネネロボちゃん!』
ありがとう、ネネロボちゃん!』
ネネロボ
ドウイタシマシテ
リン
『あっ、始まるみたい!』
レン
『ボク、ショーの練習見に行けなかったから
楽しみだなぁー!』
楽しみだなぁー!』
リン
『絶対楽しいよー!
みんな、すっごくたくさん練習してたもんっ☆』
みんな、すっごくたくさん練習してたもんっ☆』
類
ずっと昔のことだから、
今はもう気にしていないけれどね
今はもう気にしていないけれどね
類
ただ——自分がやりたいことは、
多くの人の嫌がる、理解されないものだということは、
その時強く実感したよ
多くの人の嫌がる、理解されないものだということは、
その時強く実感したよ
類
でも今は、あの日夢見たショーをもっといい形にすることが
できると思うんだ
できると思うんだ
類
ここにいるのはみんな、面白いショーのためなら
どんなことでもやってやろうと思っているメンバーだからね
どんなことでもやってやろうと思っているメンバーだからね
リン
(類くんのためにも、成功してほしいな……!)
ワンダーランドのセカイ
ミク
あっ☆ ふたりともおかえり~♪
リン・レン
『ただいまー!』
MEIKO
あははっ! ふたりとも、出かけていった時より、
すっごく元気じゃない!
すっごく元気じゃない!
KAITO
それだけショーが楽しかったということかな?
リン
うん! ほんとにほんとにすごかったよー!
レン
えむちゃんがやったジャンプが特にねっ!
見に来てた人達も、わぁーって盛り上がってた!
見に来てた人達も、わぁーって盛り上がってた!
リン
えへへ、それにねっ♪
MEIKO
戸惑うほど喜んでたなんて、
よっぽど嬉しかったのね!
よっぽど嬉しかったのね!
ルカ
……そうねぇ~。
やりたかったのに、できなかったショーだもの~
やりたかったのに、できなかったショーだもの~
ミク
うん! ショーが成功してよかったぁ!
KAITO
そうだね。それに、類くんにとっては
かけがえのない証明になったんじゃないかな
かけがえのない証明になったんじゃないかな
リン
証明って? なになに?
KAITO
類くんが考えたショーが、
“誰もやりたがらないようなショーじゃない”っていう証明だよ
“誰もやりたがらないようなショーじゃない”っていう証明だよ
リン
あ……
KAITO
いろいろなショーを通じて、自分の演出を
みんななら受け入れてくれるという信頼を
もう十分持っていたと思うけど——
みんななら受け入れてくれるという信頼を
もう十分持っていたと思うけど——
KAITO
昔は受け入れられなかったショーを、
みんなと成功させることができたっていうのは、
類くんにとって、本当に大きなことだと思うんだ
みんなと成功させることができたっていうのは、
類くんにとって、本当に大きなことだと思うんだ
リン
そうだよね……!
リン
うーん、リン達も伝えられないかなー?
レン
伝えるって、何を?
リン
類くんの演出はすごいし楽しいし、
リン達も大好きだよっていうこと♪
リン達も大好きだよっていうこと♪
レン
あっ、それいいね!
でも、どうしたらいんだろう……?
でも、どうしたらいんだろう……?
リン
ねえカイト、何かいい方法ないかな?
KAITO
そうだね。類くんにそのまま伝えてあげるっていうのが、
一番簡単ではあるけど……
一番簡単ではあるけど……
KAITO
ふたりが頑張れるなら、こんな方法もあるよ
数日後
えむ
あっ、リンちゃん、レンくん♪
こんにちわんだほーいっ!
こんにちわんだほーいっ!
リン・レン
『わんだほーいっ!』
リン
リン達、みんなにお願いがあって待ってたんだー♪
司
お願い?
リン
あのね、みんながやった森の少女と将校さんのショーを
リン達にやらせてほしいの!
リン達にやらせてほしいの!
類
……あのショーをかい?
レン
うん! ショーを見て、ボク達すっごくワクワクして、
類くんの演出でショーができたらなーって思ったんだ!
類くんの演出でショーができたらなーって思ったんだ!
リン
でも、宣伝大使とかいつものショーとか、
みんな大変でしょ?
みんな大変でしょ?
リン
だから、演出をつけてもらうんじゃなくって、
みんながやったショーをリン達にも
やらせてもらえないかなーって!
みんながやったショーをリン達にも
やらせてもらえないかなーって!
レン
そう! これ、カイトが提案してくれたんだ~♪
司
なるほど。すでに類が演出済みのショーをやることで、
リンとレンの望みがかなうようにしたのか
リンとレンの望みがかなうようにしたのか
えむ
えへへっ、さすがカイトお兄さんだよねっ☆
類
素敵な申し出をありがとう、リンくん、レンくん。
あのショーを、そんなに気に入ってもらえたなんて嬉しいよ
あのショーを、そんなに気に入ってもらえたなんて嬉しいよ
類
だから、僕のほうこそ
よければふたりにもやってもらいたいな
よければふたりにもやってもらいたいな
寧々
わたしも、リン達がやったら
どういう感じになるのか興味あるな
どういう感じになるのか興味あるな
司
しかし、あの大ジャンプのシーンは大丈夫か?
リン
うんっ♪ リンが森の少女の役で、
レンが将校さんをやるんだけど——
レンが将校さんをやるんだけど——
リン
カイトがね、リンでも跳べるように
してくれるって言ってた♪
してくれるって言ってた♪
司
そうか。ならば心配いらないな
えむ
がんばってリンちゃん、レンくん!
あたし絶対に見に行くね!
あたし絶対に見に行くね!
リン
うん! リン達もえむちゃん達に見てほしいから、
ちゃーんとご招待するねっ☆
ちゃーんとご招待するねっ☆
類
ああ。楽しみにしているよ
リン
よーし! リン達も大成功させて、
ぬいぐるみのみんなを笑顔にしちゃうぞー♪
ぬいぐるみのみんなを笑顔にしちゃうぞー♪
レン
おーっ!