ステージのセカイ
花畑
ルカ
たしか……ストリートの私は、ここに来ていたみたいだけれど
ルカ
でも、まさか違うセカイに飛ばされてしまったなんて——
ルカ
(これも、セカイの木の影響なのかしら……)
???
え~!? なになになになに!?
ルカ
……!
あそこにいるみたいね
あそこにいるみたいね
ルカ
(気づいたら知らないセカイに来ていた、だなんて
……きっと驚いているでしょうね)
……きっと驚いているでしょうね)
ルカ
こんなとこ、私達のセカイにあったっけ……?
ルカ
結構いろんなとこ探検してきたけど、
こーんな大きなステージあったら
気付きそうだけどな~?
こーんな大きなステージあったら
気付きそうだけどな~?
ルカ
でも、これって——
ラッキーかも!
ラッキーかも!
ルカ
え……?
ルカ
花畑のステージなんて、
レン達がびっくりしそうだし
レン達がびっくりしそうだし
ルカ
こんなところでライブできた!って言ったら
カイトとかミクも羨ましがるかも!?
カイトとかミクも羨ましがるかも!?
ルカ
よ~し!
どうせだから歌っちゃおう!
どうせだから歌っちゃおう!
ルカ
……さすが、あのセカイの私ね
ルカ
すごく自由で、どんな時もポジティブだわ
ルカ
————♪ ————~~~~♪
ルカ
ん~! 綺麗な景色の中で歌うのって気持ちいいな~!
???
——そこに誰かいるの?
ルカ
えっ?
ルカ・ルカ
『私……?』
ルカ
えっ!? なんでなんでなんで!?
どうして私がふたりも……
どうして私がふたりも……
ルカ
もうひとりの、私……
ルカ
(このセカイに、違うセカイの私がいるなんて
本来はありえないことだけれど——)
本来はありえないことだけれど——)
ルカ
(……前に、想いの欠片のセカイへ飛ばされた時
違うセカイの私と出会ったわ)
違うセカイの私と出会ったわ)
ルカ
(あの時のように、なにか不思議な力が働いたのなら——)
ルカ
ど、どういうこと!?
もしかしてここ、私がいたセカイじゃないとか……!?
もしかしてここ、私がいたセカイじゃないとか……!?
ルカ
——とりあえず、落ち着いて?
きっと大丈夫だから
きっと大丈夫だから
ルカ
えっ……?
ルカ
どうしてここへ来てしまったのかはわからないけれど……
きっと元のセカイへ戻れるはずよ
きっと元のセカイへ戻れるはずよ
ルカ
だから——しばらく、このセカイで仲良くしましょう?
ルカ
ようこそ、私達のセカイへ。
これからよろしくね♪
これからよろしくね♪
ルカ
わわっ……!?
ルカ
か、可愛い~!?
何今の、アイドルみたいだったよ!?
何今の、アイドルみたいだったよ!?
ルカ
ふふ、だって私、アイドルだもの
ルカ
ここで、ミクちゃん達と一緒に
明日をがんばる希望を届けているのよ
明日をがんばる希望を届けているのよ
ルカ
へえ……!
私ってアイドルもできるんだ~!
私ってアイドルもできるんだ~!
ルカ
なんかそう考えると、私のポテンシャルってすごくない?
ルカ
そうね。きっと、やろうと思えば
なんでもできると思うわ
なんでもできると思うわ
ルカ
だよねだよね~!
なんだか自分が誇らしくなってきちゃった♪
なんだか自分が誇らしくなってきちゃった♪
ルカ
——ふふっ、ふたりとも
すぐに意気投合したわね
すぐに意気投合したわね
ルカ
やっぱり“私”同士、気が合うのかしら
ルカ
そうだ! せっかく会えたんだし
一緒に歌おうよ!
一緒に歌おうよ!
ルカ
このステージ、すっごく広いから
誰かと歌っても楽しそうと思ってたんだよね!
誰かと歌っても楽しそうと思ってたんだよね!
ルカ
あら、一緒に?
ルカ
ええ、いいわ。
歌いましょう
歌いましょう
ルカ
おっけー! じゃあいくよ~!
ルカ・ルカ
『————————♪』
ルカ
————♪ ————♪
ルカ
♪————!! ♪————~~~~~!
ルカ・ルカ
『♪——————~~~~~~!』
ルカ
……素敵ね
ルカ
(力強い歌声と、華やかな歌声……
互いの想いがぶつかって、混ざり合って、
それぞれの良さを高めあっている)
互いの想いがぶつかって、混ざり合って、
それぞれの良さを高めあっている)
ルカ
ふふっ、ずっと聴いていられそうだわ
???
こっちこっち! 向こうから歌が聞こえたんだ!
???
じゃあミク達がライブを——?
???
わかんないけど……多分!
KAITO
えっ? あそこにいるのって……
ルカ
お、やっほー!
こっちのセカイのみんな♪
こっちのセカイのみんな♪
リン・KAITO・MEIKO
『ええ~~~~!?』
KAITO
じゃあ、えっと……
君は他のセカイから来たルカちゃんってこと?
君は他のセカイから来たルカちゃんってこと?
ルカ
そうだよ~。
ていうか、ルカちゃんって呼ばれるのくすぐったいなあ
ていうか、ルカちゃんって呼ばれるのくすぐったいなあ
ルカ
普通にルカって呼んでいいよ?
私、そんなガラじゃないしさ
私、そんなガラじゃないしさ
ルカ
あら、そんなことないわ。
そっちの私も、と~っても可愛いわよ♪
そっちの私も、と~っても可愛いわよ♪
ルカ
えっ、ホント!?
くう~、私のセカイのミクに聞かせたいな~!
くう~、私のセカイのミクに聞かせたいな~!
リン
あ……!
レン
そういえば、ミクちゃんはどこにいるんだろう
MEIKO
こっちにもいなかったものね
ルカ
え、ミクいないの?
リン
うん。今日は一緒に振り付けを考えようって約束してたから、
探してたんだけど……どこにもいないんだ
探してたんだけど……どこにもいないんだ
ルカ
……違うセカイの私がここにいるということは、
もしかしたらミクちゃんも、違うセカイに
行っているかもしれないわ
もしかしたらミクちゃんも、違うセカイに
行っているかもしれないわ
KAITO
ミクちゃんが、違うセカイに……!?
リン
だ、大丈夫かな!?
ひとりで寂しくしてないかな……?
ひとりで寂しくしてないかな……?
レン
心配だね……
ルカ
——大丈夫だって!
KAITO
え……?
ルカ
こっちのミクのことは知らないけど、
ミクならきっと、どんな時も前向きでしょ?
ミクならきっと、どんな時も前向きでしょ?
ルカ
なら、違うセカイに行ってもきっと
楽しく大冒険してるよ!
楽しく大冒険してるよ!
ルカ
まあ、私もここに来たときはちょっと不安だったけど……
別のセカイでも、みんなならきっと受け入れてくれるはずだし!
別のセカイでも、みんなならきっと受け入れてくれるはずだし!
ルカ
つまり、えーっと……
ルカ
心配しなくても大丈夫ってこと!
MEIKO
ルカ……
レン
ふふ、ルカちゃんの言う通りかもしれないね
レン
ミクちゃんが帰ってきたら、
みんなでお土産話を聞かせてもらおうよ
みんなでお土産話を聞かせてもらおうよ
リン
うん、そうだね!
ルカ
今のってもしかして……
このセカイの想いの持ち主?
このセカイの想いの持ち主?
KAITO
そうみたいだね。
ルカちゃんのこと、みんなに紹介しようよ
ルカちゃんのこと、みんなに紹介しようよ
MEIKO
ええ、行きましょう!
ルカ
あ! ちょっと待って!
ルカ
せっかくだから——
最高の挨拶がしたいんだ!
最高の挨拶がしたいんだ!
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