翌日
ドリームチューン・フェスタ会場
杏
うわー、すっごい人!
こはね
本当だね……!
リハーサルのときと、全然雰囲気が違うな
リハーサルのときと、全然雰囲気が違うな
彰人
観客は……やっぱオレ達と同い年くらいが多そうだな
冬弥
『若い人に楽しんでもらえるように』と、
高校生はチケットや宿泊費も特別プランがあるらしいからな
高校生はチケットや宿泊費も特別プランがあるらしいからな
冬弥
だが見たところ、島の住人の方々も
かなり集まってくれているようだ
かなり集まってくれているようだ
杏
いいね! お祭りって感じで、テンション上がるなー!
こはね
ふふ。杏ちゃん、嬉しそうだね
???
——お! 杏達みーっけ!
杏
あ、瑞希!
瑞希
天気もバッチリ晴れてよかったね♪
絶好のイベント日和って感じ!
絶好のイベント日和って感じ!
瑞希
雨が降ったら、せっかくの飾りつけとかも
引っ込めなきゃだから助かったよ~
引っ込めなきゃだから助かったよ~
冬弥
そうだな。
暁山は……その様子だと、何かの撮影中か?
暁山は……その様子だと、何かの撮影中か?
瑞希
うん! 会場の動画を撮ってたんだよね。
あとでサークルのみんなに送ってあげようと思って
あとでサークルのみんなに送ってあげようと思って
瑞希
それに、多分あと1、2分で——
観客達
あ……これってニーゴだよね!
瑞希
お、来た来た!
杏
そういえば、曲のMVが流れるって言ってたっけ
瑞希
そういうこと♪
観客達
私、最近ニーゴ好きなんだよねー
観客達
わかる!
歌詞とか曲が刺さるし、
MVもめちゃくちゃレベル高いんだよね
歌詞とか曲が刺さるし、
MVもめちゃくちゃレベル高いんだよね
杏
めちゃくちゃ評判いいじゃーん
瑞希
あはは♪ 他のみんなにも伝えなくっちゃね!
えむ
——あ! こはねちゃん達、いたー!
こはね
えむちゃん?
えむ
あのね、あと30分くらいで始まるから
出演者の人は舞台袖に集まってくださーい!だって!
出演者の人は舞台袖に集まってくださーい!だって!
杏
あ! もうそんな時間なんだ。
ありがとう、鳳さん!
ありがとう、鳳さん!
こはね
えむちゃん達はトップバッターだよね。
応援してるね!
応援してるね!
えむ
うん! ありがと~!
瑞希
みんな、頑張ってね!
ボクもスタッフのテントのほうから見てるから、
サイッコーに盛り上げてよ~?
ボクもスタッフのテントのほうから見てるから、
サイッコーに盛り上げてよ~?
彰人
言われなくても、そのつもりだ
杏
任せといて!
観客達
そろそろ始まる時間か?
観客達
ワクワクするね~
杏
ふふ、みんな楽しみにしてるみたい!
杏
(最初は天馬先輩達のオープニングアクトだけど……
リハのときは、ゆっくり見てる暇がなかったんだよね)
リハのときは、ゆっくり見てる暇がなかったんだよね)
杏
(一体どんな感じでやるんだろ?)
???
『——皆の者! 知っているか!』
観客達
え、なになに?
観客達
知っているか、って……なんのことだ?
司
『なんと今、この島には
素晴らしい歌声を持った若者が結集しているらしい!』
素晴らしい歌声を持った若者が結集しているらしい!』
えむ
『ええ~っ!? そうなのそうなの!?
聴いてみたいな!』
聴いてみたいな!』
えむ
『あ……! もしかして、素晴らしい歌ってこんな感じ?』
ネネロボ
『♪——————』
観客達
すごい! ロボットが歌ってる!
類
『おやおや、歌声を競いあっているのかい?
それなら彼女も負けないよ』
それなら彼女も負けないよ』
寧々
『♪————————!』
観客達
わあ! すっごい綺麗な歌……!
司
『はっはっは! 最初のひとりと1体でまさかこれほどとは!』
司
『ならば、この先は——よほどの歌が聴けるに違いない!
そうだろう!?』
そうだろう!?』
司
『さあ、それでは……
ドリームチューン・フェスタ、開幕だ!』
ドリームチューン・フェスタ、開幕だ!』
杏
おお~……!
こはね
ワンダーランズ×ショウタイムのみんな、
すごかったね……!
すごかったね……!
冬弥
思わず笑顔になるような、素晴らしい開幕だったな
彰人
ああ。おかげで、いい感じに場があったまった
一歌
♪————————!
観客達
あ、この歌知ってる! 最近よく流れてるやつ!
観客達
かっこいー!
このバンドの曲だったんだ!
このバンドの曲だったんだ!
咲希
みんなー! もっともっと盛り上がっちゃお~!
穂波
次は一緒に歌ってみよう!
一歌
♪———— ♪——————!
観客達
『♪———— ♪——————!』
志歩
いいね。でも、もっといけるでしょ!
一歌
みんなの声を、もっと聴かせて!
いくよ——!
いくよ——!
杏
咲希ちゃん達、すごいなあ……!
どんどん会場が盛り上がってる!
どんどん会場が盛り上がってる!
杏
(いろんなジャンルのグループがいて、
いつものイベントとはちょっと違うけど——)
いつものイベントとはちょっと違うけど——)
杏
(みんなで上げてくこの感じ……
すっごくワクワクする!)
すっごくワクワクする!)
???
——杏
杏
遥! あ、MORE MORE JUMP!はもう出番だっけ
遥
うん。トリは杏達に譲ることになったけどね
杏
あー……それ、
私達も最初聞いたときはびっくりしたよ
私達も最初聞いたときはびっくりしたよ
遥
ふふ。イベントの主催者が、
Vivid BAD SQUADの歌に惚れ込んで
どうしても!って頼んだんだって?
Vivid BAD SQUADの歌に惚れ込んで
どうしても!って頼んだんだって?
杏
うん。そう言ってもらえるのは嬉しいし、
期待には応えるつもり
期待には応えるつもり
遥
そっか
遥
今回はそっちがトリだけど——
私達も、負けるつもりはないよ
私達も、負けるつもりはないよ
遥
むしろここが最高潮だって、
そう思わせるくらいに盛り上げてくるから
そう思わせるくらいに盛り上げてくるから
遥
呑まれないように、頑張ってね
杏
……へえ、言うじゃん
杏
いいよ、本気でぶつかろ。手加減はなしね
遥
当然。昨日、みんなで決めたでしょ
遥
——今日を、今までで最高の日にするよ
遥
じゃあ、行ってくる
杏
——うん、期待してるからね
みのり
みんなー! こんにちはー!
雫
MORE MORE JUMP!です。
私達は普段、ネット上の配信を中心に活動しているの。
だから、知らない人も多いかもしれないけれど——
私達は普段、ネット上の配信を中心に活動しているの。
だから、知らない人も多いかもしれないけれど——
愛莉
わたし達のことを知ってる人もそうじゃない人も、
思いっきり楽しめる時間にしちゃうわよ!
思いっきり楽しめる時間にしちゃうわよ!
遥
みんな、一緒に声を出す準備はできてる?
遥
どこまでもどこまでも、遥か遠くまで——
私達の歌を響かせよう!
私達の歌を響かせよう!
みのり・愛莉・雫
『♪————』
遥
♪————————!
観客達
えー!? MORE MORE JUMP!、歌もダンスもやばくない!?
観客達
生で見れたの嬉しすぎる!
観客達
ひゃっ!? 今、ファンサもらっちゃった……!
こはね
みのりちゃん達、すっごくかわいい……!
彰人
もうすっかり、あいつらの空気だな
冬弥
ああ。客席へ向けたパフォーマンスが効いているみたいだ
杏
……やるじゃん、遥達
杏
——なら、私達はこの熱さを超えていかなきゃね!
私達の目標は、世界を獲ることなんだから!
私達の目標は、世界を獲ることなんだから!
杏
ここで一番盛り上げられなきゃ、
世界なんて夢のまた夢でしょ!
世界なんて夢のまた夢でしょ!
彰人
おう
こはね
絶対盛り上げよう……!
杏
うん、いい顔!
それじゃあ——行こう、みんな!
それじゃあ——行こう、みんな!
Next Chapter: 全力の“今”を