瑞希の部屋
瑞希
——って感じで、すっごく楽しかったんだ~!
瑞希の姉
『へえ、よかったじゃん。
写真で見る感じ、作品のレベルも高いな』
写真で見る感じ、作品のレベルも高いな』
瑞希の姉
『瑞希が言ってた魔法少女のドレスもいいね。
ダメージ加工や生地の汚れ方も、場所ごとに違ってて
ストーリー性を感じるっていうか』
ダメージ加工や生地の汚れ方も、場所ごとに違ってて
ストーリー性を感じるっていうか』
瑞希
ね! いやホント、世界観がすごかったよ!
展示もだけど、ファッションショーで着てるやつもよくてさ!
展示もだけど、ファッションショーで着てるやつもよくてさ!
瑞希の姉
『いい刺激になったみたいでよかったね』
瑞希の姉
『瑞希、その学校に行くの?』
瑞希
えっ?
瑞希
……うーん。面白そうだなって思うけど、
まだ決めてはないかな
まだ決めてはないかな
瑞希
でも……服飾の学校には行きたいと思ってるよ
瑞希
だから他の学校とかも見て、
ちゃんと真剣に考えてみようかなって
ちゃんと真剣に考えてみようかなって
瑞希の姉
『そっか。じゃあいろいろ見て回らないとだね』
瑞希の姉
『……にしても、瑞希が同じ業界に来るかもって思うと
なんだか感慨深いなあ』
なんだか感慨深いなあ』
瑞希
あはは、ボクもちょっと不思議な感じだよ
瑞希
でもお姉ちゃんがいたから、やってみたいって
思えたんだよね
思えたんだよね
瑞希の姉
『ふふ、嬉しいこと言ってくれるじゃん』
瑞希の姉
『学校、かーなーり忙しいけど
きっと瑞希だったら大丈夫。
……頑張ってね』
きっと瑞希だったら大丈夫。
……頑張ってね』
瑞希
うん!
瑞希
……って、そんなに忙しいの?
瑞希の姉
『そりゃあもちろん!
制作自体、かなり時間かかるからね』
制作自体、かなり時間かかるからね』
瑞希の姉
『こだわり始めたらきりがないし……
やっぱり、いいもの作りたいって思ったら、
授業の時間だと足りないしさ』
やっぱり、いいもの作りたいって思ったら、
授業の時間だと足りないしさ』
瑞希の姉
『放課後とか、休みの日もずっと課題やることになっちゃうし。
流行りのリサーチとか、試作品作ったりとかも苦労したな』
流行りのリサーチとか、試作品作ったりとかも苦労したな』
瑞希の姉
『それに、イベントがある時は展示する作品制作が
すっごく大変! 今回のオープンキャンパスも、
みんなかなり頑張って作ってたんじゃないかな』
すっごく大変! 今回のオープンキャンパスも、
みんなかなり頑張って作ってたんじゃないかな』
瑞希
そ、そうなんだ……
瑞希
そういえばお姉ちゃん、専門学校行ってた時
本当に大変そうだったね……
本当に大変そうだったね……
瑞希
朝までずっと作業して、
そのまま学校に行ってた時もあったっけ
そのまま学校に行ってた時もあったっけ
瑞希の姉
『あったあった!
肌もボロボロで、よくやれてたな~と思うよ』
肌もボロボロで、よくやれてたな~と思うよ』
瑞希
見てるこっちが心配だったもん。
いつか倒れるんじゃないかって
いつか倒れるんじゃないかって
瑞希
(……やっぱり、自分でデザインして実際に作るのって
大変なんだろうな)
大変なんだろうな)
瑞希
(ボクも、服のアレンジとか……
類に頼まれて衣装作ったりもしてたけど、
あれもゼロから作ったわけじゃないしなあ)
類に頼まれて衣装作ったりもしてたけど、
あれもゼロから作ったわけじゃないしなあ)
瑞希の姉
『まあ、どれも服飾の勉強に大事なことだし。
あの大変さがあったから、今の忙しさも
なんとか頑張れてるんだけどね』
あの大変さがあったから、今の忙しさも
なんとか頑張れてるんだけどね』
瑞希
そっか……
瑞希
ま、ボクも普段の作業で徹夜は慣れてるし、
そこは大丈夫だとは思うけど
そこは大丈夫だとは思うけど
瑞希
あっ、でも——
瑞希の姉
『どうしたの?』
瑞希
あ……
瑞希
……そうなったら、ニーゴの作業はどうしようかなって
瑞希
服の課題があるなら、さすがにできなくなるのかな……
瑞希の姉
『もし不安だったら、試しにやってみたら?』
瑞希
えっ?
瑞希の姉
『どの専門学校でも服の制作はやるだろうから、
それを実践してみるとか。そうだな……
デザインから縫製までが一番わかりやすいかもね』
それを実践してみるとか。そうだな……
デザインから縫製までが一番わかりやすいかもね』
瑞希の姉
『それを期限切ってやって、
サークルの活動も一緒にできるか試してみるの』
サークルの活動も一緒にできるか試してみるの』
瑞希
実践……。
たしかに、参考になるかも
たしかに、参考になるかも
瑞希
お姉ちゃん、ありがとう。
やってみるよ!
やってみるよ!
瑞希
あ、そうだ……! もしよかったら、
ボクの作ったやつ見てもらってもいい?
ボクの作ったやつ見てもらってもいい?
瑞希
実際に学校行ったら、先生にもフィードバックとか
してもらって調整すると思うし
してもらって調整すると思うし
瑞希の姉
『オッケー、任せてよ。
他にも何かわかんないことあったら
いつでも聞いてくれていいから』
他にも何かわかんないことあったら
いつでも聞いてくれていいから』
瑞希
うん! ありがとう!
誰もいないセカイ
奏
へえ……。
期限を決めて服を作ってみる、か……
期限を決めて服を作ってみる、か……
瑞希
うん! ニーゴの作業やりながらって感じになっちゃうけど
みんなには迷惑かからないようにするから!
みんなには迷惑かからないようにするから!
絵名
別にいいんじゃない?
なんか楽しそうだし
なんか楽しそうだし
まふゆ
……うん
奏
そうだね。
瑞希、頑張って
瑞希、頑張って
瑞希
……ありがとう、みんな!
リン
どんな服、作るの?
瑞希
まだ決めてないけど、カワイイ服がいいな~って思ってるよ!
瑞希
本当は、ワークショップで作ったコラージュのやつを
作れればいいな~って思ったんだけど……
さすがに難しそうだしね
作れればいいな~って思ったんだけど……
さすがに難しそうだしね
瑞希
ほら、これ!
絵名
へえ、可愛いじゃん。
でもたしかに、これ作るの大変そう……
でもたしかに、これ作るの大変そう……
瑞希
まあ、カワイイデザインにしよう!しか考えてなかったしね~。
これは実現できないだろうなって思ってたし
これは実現できないだろうなって思ってたし
奏
でも、瑞希らしくて良いと思う。
わたしだったら絶対に思いつかないだろうし
わたしだったら絶対に思いつかないだろうし
奏
瑞希がどんな服を作るのか、楽しみにしてるね
瑞希
——うん! 楽しみにしててよ!
絵名
……ていうか、このコラージュのワンピ、
奏が着たら似合いそうじゃない?
奏が着たら似合いそうじゃない?
奏
えっ、わたし?
瑞希
たしかに……。
奏、こういうふわふわでカワイイ系のワンピース似合うかも
奏、こういうふわふわでカワイイ系のワンピース似合うかも
絵名
っていうか、見たい
奏
え……
瑞希
うーん……じゃあ次作る服は、
奏用にデザインしちゃおっかな!?
奏用にデザインしちゃおっかな!?
奏
いや、わたしは遠慮しておくよ
瑞希
あははっ! 冗談冗談♪
でも、着たくなったらいつでも言ってね!
でも、着たくなったらいつでも言ってね!
リン
瑞希、楽しそう
ミク
……うん
ミク
頑張ってね、瑞希
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