???のセカイ
1

一歌

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…………戻って、きた?
2

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そうみたいだね
3

えむ

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……あ、あれ!?
あの子の想いの欠片、なくなっちゃってるよ!?
4

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え? どこに行ったんだろう
5

ミク

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……想いの欠片なら、心配いらないよ
6

ミク

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みんなの歌が届いて、ヒビもなくなって——
あるべきところに戻っただけだから
7

ミク

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しかも……
8

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……しかも、何?
9

ミク

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……ふふ、なんでもない
10

一歌

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えっと……上手くいったってことでいいんだよね?
11

ミク

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うん!
12

ミク

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みんなで作ったあの曲は、あの子にしっかり届いたよ。
わたしが保証する!

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13

えむ

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や……やったーーーーーっ!!
14

えむ

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一歌ちゃん、遥ちゃん、いえーーーいっ!
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遥・一歌

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『いえーい!』
『い、いえーい』

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16

えむ

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奏ちゃん、ミクちゃんもーーーーっ!
17

ミク・えむ・奏

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『いえーい!』
『い、いえーい……』

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18

えむ

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みんなでーーーーーっ!!
19

遥・一歌・ミク・奏

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『いえーい!』
『いえーい』

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20

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……ミク、いろいろありがとう
21

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一緒に歌ってくれたおかげで、あの子に曲を届けられたよ
22

ミク

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わたしのほうこそ、みんなにお礼が言いたいな
23

ミク

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こんなに上手くいったのは
みんなに強い想いがあったからだから
24

ミク

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……前に言ったよね。みんながここで出会ったのは、
きっと想いが共鳴しているんだって
25

一歌

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あ、そういえば……
26

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少し気になってたんだ。
どんな想いが共鳴しているんだろうって
27

ミク

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みんなで歌っている時、気づいたの
28

ミク

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みんながここで出会ったのも、
あの子に出会ったのも——
29

ミク

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『届けたい』っていう想いが、
特に強かったからなんじゃないかって
30

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え……
31

ミク

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遥ちゃんは、希望を
32

ミク

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一歌ちゃんは、繋がりを
33

ミク

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えむちゃんは、笑顔を
34

ミク

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奏ちゃんは、救いを
35

ミク

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そしてあの子は、おばあさんに元気を
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一歌

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『届けたい』、か……
37

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言われてみれば……私達、その言葉を何度も言ってたな
38

えむ

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うんっ!
39

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なんだか不思議だね。
やってることも、想いも全然違うのに
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私は、なんだかしっくりきました
41

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アイドルもショーも、バンドも音楽サークルも
届ける相手がいてこそだと思うので
42

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あ……
43

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ふふ、そうだね

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44

えむ

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わわわっ! なになに!?
45

一歌

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体から、光が……!
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ミク

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これ……みんなの想いの力……?

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47

一歌

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……木に、吸い込まれてった?
48

ミク

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みんなの想いが、またひとつ成長したっていうことなのかも
49

ミク

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きっと、あの子のためにいろいろ考えたり
行動してくれたからだね
50

ミク

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——みんな
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ミク

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想いの欠片と、あの女の子を救ってくれて、
本当にありがとう!

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52

えむ

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えへへ。どういたしましてっ☆
53

一歌

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そうだ。歌は届けられたみたいですけど
あの曲、どうしますか?
54

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完成したら送るって約束してるし、
ミックスが終わったら、メールで送ろうと思う
55

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もしまた悩む時があったら、
あの曲を聴いてもらえたらいいね
56

えむ

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うんうんっ!
57

ミク

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……そういえば、この曲ってタイトルはあるの?
歌詞の紙には、何も書いてなかったけど……
58

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みんなで、『これがいいんじゃないか』って考えたのがあるよ
59

えむ

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ねー! すーーーっごく、かっこいいんだっ☆
60

ミク

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本当? 教えてほしいな
61

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あの曲のタイトルは——
1週間後

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62

ミク

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……うーん。やっぱり、みんないないな
63

ミク

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(この場所とみんなのセカイとの繋がりも、感じられない)
64

ミク

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……やっぱり、あの時が特別だったのかな?
65

ミク

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……ここがセカイとしてもっと安定すれば、
きっとあの子達も自由に行き来できるようになるよね
66

ミク

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その時を、楽しみに待っていよう
67

ミク

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——よーし、そろそろ他のセカイの様子を見に行こうかな
68

ミク

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次は……
69

ミク

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そうだ。生まれたばかりの、
あの女の子のセカイに行こうっと
70

ミク

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“わたし”とも上手くやれてるといいなあ
シブヤの公園

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71

えむ

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遥ちゃーん! ここだよー!

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72

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ごめん。機材トラブルで収録が長引いちゃって
73

ミク

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『……大変だったんだね』
74

ミク

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『でも、収録が再開した後は、
あっという間だったね!』
75

Listen

そういうトラブルに慣れてる出演者も多かったから
76

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それで、あの話はもう宵崎さんにしたの?
77

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あ、ちょうど聞いたところだよ
78

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あの子、曲のお礼を言いに
わざわざ宮女まで行ったんだね
79

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はい。制服でわかったみたいで
80

一歌

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遥はともかく、Leo/needのことも
わざわざ調べてくれたみたいで、ちょっと恥ずかしかったな
81

えむ

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えへへ。照れてる一歌ちゃん、かわいかったよね!
82

ミク

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『えーっ、そうだったんだー!』
83

ミク

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『スマホから聞いてたし、ちょっと覗いてみればよかったな』
84

一歌

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ちょ、ミク……
85

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わたしにも、メールで連絡が来てた
86

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いろいろ書いてくれてたな。
学校にまた行けるようになったとか、新しい目標ができたとか
87

えむ

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あっ! あたし達も聞いたよー!

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88

少女

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……わたし、皆さんが作ってくださったあの曲のように
89

少女

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誰かに寄り添って、支えられるような
天国にいるおばあちゃんにも届くような——
90

少女

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そんなすごい曲を、いつか作ってみせます!
91

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……すごいよね
92

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立ち直ったばかりなのに、
もう新しい目標を見つけてるなんて
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ミク

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『きっとそれだけ、みんなの想いが
しっかり届けられたっていうことなんじゃないかな?』
94

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うん……
95

一歌

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あ、メールにはセカイ……えっと、不思議な場所で
あの曲を聴いたみたいな話、ありませんでしたか?
96

Listen

ああ、あったよ。
『夜空のような綺麗な場所で、この曲を聴いた気がする』って
97

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もしかして、みんなも聞かれたの?
98

一歌

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はい……。不思議なことがあるんだねって、
笑って誤魔化しちゃいました
99

Listen

ふふ。本当のこと、言ってもよかったかもね。
私達はもう知っちゃってるんだし
100

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それにあの子も——

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101

少女

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本当に……本当に、ありがとうございました!

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102

少女の声

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——ミク! ちゃんとお礼言えたよ!
103

少女の声

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ここからが、わたし達のスタートだね!
一緒にがんばろう!
104

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え、ミク?
105

一歌

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そうなんです。姿は見えなかったんですけど、
スマホにそう呼び掛けてて
106

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つまり……あの子の想いのセカイの、ミク?
107

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じゃあ、あの想いの欠片がセカイになったってことなのかな
108

えむ

Listen

おっきな木のセカイにいたミクちゃん、
なんだかルンルンしてたもんね!
109

Listen

きっと、わかってたんだろうな。
新しいセカイが生まれたって
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ミク

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『“わたし”が一緒なら、安心だね♪』
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ミク

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『うん……。それに、もうひとりの“わたし”も
きっと見守ってくれてると思う』
112

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あ……そういえば、あの大きな木があるセカイ
行けなくなってたね
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えむ

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……うん。
あのミクちゃんと、もっとお話したかったのになあ
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Listen

諦めるのはまだ早いんじゃない?
115

Listen

あそこは、私達のセカイだってミクも言ってたし、
いつかまた、行けるようになるって信じたいな
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一歌

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そうだね
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一歌

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——いつか、あの子の音楽を
あのセカイでミクと一緒に聴きたいな

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ミク

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『一歌、そんなにのんびりしてていいの?
あの子にとって一歌達は目標で、セカイを持つ先輩なんだよ』
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一歌

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目標か……。
そう言われると、なんか頑張らないといけない気がしてきた
120

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ふふっ、それちょっとわかる。
みのりがまさにそんな感じだったし
121

えむ

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奏ちゃん! あたし達センパイだって!
122

Listen

先輩か……。
中学の時も、それらしいことした記憶ないし
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一歌

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でも、私に曲作りを教えてくれた時、
すごく先輩って感じでしたよ
124

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え、本当?
ああいう感じでいいなら、大丈夫かな……
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えむ・遥

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『あははっ!』
『ふふっ』