一歌の部屋

BGM: --:-- / --:-- Play

Sound Effect: Play

1

一歌

Listen

ここは元の曲より、コード進行をシンプルにして……

Sound Effect: Play

2

一歌

Listen

よし、こんな感じでどうかな?
3

ミク

♪———— ♪————
4

一歌

Listen

(原曲のダンスミュージックを、バンドアレンジに……)
5

一歌

Listen

(楽器の響きとか歌声を、
なるべく生の演奏に寄せてみたけど——)
6

一歌

Listen

……うん、だいぶイメージに近づいたかも
7

一歌

Listen

(やっぱり他の人が作った曲をアレンジすると、
勉強になるな)
8

一歌

Listen

(でも、まだまだもっと——)
9

???

Listen

『あ~~!! ミクぴょんの曲だ!』
10

一歌

Listen

わっ……!?

Sound Effect: Play

11

一歌

Listen

リン、レン……
12

レン

Listen

『驚かせたみたいだな』

BGM: --:-- / --:-- Play

13

リン

Listen

『ごめんね、いっちー!』
14

一歌

Listen

ううん、大丈夫
15

一歌

Listen

けど、ふたりしてどうしたの?
16

リン

Listen

『えへへ♪
今日はみんな休みだって聞いたから、遊びに来たんだ~!』
17

レン

Listen

『オレはリンに引っ張ってこられたんだよ』
18

リン

Listen

『だって暇そうにしてたじゃーん!』
19

一歌

Listen

ふふ、そうだったんだ
20

リン

Listen

『あ、でも……
もしかして、作業の邪魔しちゃった?』
21

一歌

Listen

平気だよ。ちょうどキリもよかったし
22

リン

Listen

『ホント!? よかった~!』
23

リン

Listen

『さっき、ちょっとだけ聞こえてたけど……
またミクぴょんの曲を作ってるの?』
24

レン

Listen

『けど、いつもの一歌の曲と雰囲気が違わなかったか?』
25

一歌

Listen

たしかにミクの曲だけど、作ったのは私じゃないよ
26

一歌

Listen

他の作曲家さんが作った曲を、
許可をもらってアレンジしてるんだ
27

レン

Listen

『他の作曲家っていうと……』
28

一歌

Listen

ちょっと前に、WITHのアレンジをしてくれた人なんだ。
それにすごく感動したから、今度は
私がアレンジをさせてもらえないかお願いしたの
29

レン

Listen

『なるほど。
さっき流れてたのは、アレンジ中の曲だったんだな』
30

リン

Listen

『なんか面白そう~!』
31

一歌

Listen

うん、いろんな発見があって面白いよ
32

一歌

Listen

自分じゃ思いつかないようなメロディーとか、
コード進行もいっぱい出てくるし
33

一歌

Listen

元の曲の良さとか、表現したいことを
ちゃんと残したままアレンジするのは難しいけど……
34

一歌

Listen

すごく勉強になるし、わくわくするんだ
35

リン

Listen

『いっちー、すっごい楽しそうだね!』
36

レン

Listen

『だな。最近はichiの名前でも、
いろんな仕事やってるみたいだし』
37

一歌

Listen

うん。個人のアカウントだし、まさかここまで
いろんなところから声をかけてもらえるとは思わなかったけどね
38

リン

Listen

『ふっふっふ。
いっちーの実力に、やっとみんなが気付いたんだね!』
39

レン

Listen

『ん? そういえば……』
40

レン

Listen

『Leo/needの一歌とichiの関係って、
どこまで知られてるんだ?』
41

一歌

Listen

うーん、どうだろう? 特に公表はしてないけど……
42

一歌

Listen

でも、気付いてる人は気付いてるんじゃないかな
43

レン

Listen

『なるほど、そういう感じなのか』
44

リン

Listen

『——あれれ?』
45

リン

Listen

『ねえねえ、いっちーのパソコン、前と変わってない?』
46

一歌

Listen

え?
47

レン

Listen

『ほんとだ。なんかいろいろ貼ってあるな』
48

リン

Listen

『それ! もしかして、かわいくデコったとか?』
49

一歌

Listen

あ……!
50

一歌

Listen

……スマホ、ちょっと動かすね。
これで見えるかな

Sound Effect: Play

51

レン

Listen

『お、パソコンが近くなった——って……』
52

リン

Listen

『なにこれ、付箋がずらーって貼ってある!』
53

一歌

Listen

えっと、やらなきゃいけないこととか
作業の締め切りとか……

BGM: --:-- / --:-- Play

54

一歌

Listen

そういうのを、忘れないように付箋に書いてるんだ
55

レン

Listen

『コラボ企画のデモチェック、
メールの返信、来週のスケジュール……』
56

レン

Listen

『もしかしてこれ全部、個人でやってる活動のか?』
57

一歌

Listen

そうだよ。Leo/needの仕事とは違って、
自分で管理しなきゃいけないから
58

一歌

Listen

タスクを管理するアプリも使ってみたんだけど、
今はこれが一番やりやすいなって
59

リン

Listen

『ひゃ~、そういうこともしなきゃいけないんだ!?』
60

リン

Listen

『いっちー、めちゃ大変そう……!』
61

レン

Listen

『パンクしそうにならないか?』
62

一歌

Listen

……時々、時間が足りなくて焦ることはあるかな
63

一歌

Listen

予定をちゃんと組んだつもりでも、
思ったとおりにいかなかったりとか……
64

リン

Listen

『わかる!
あたしもお楽しみ委員で何かやるとき、
いっつもバタバタしちゃうもん!』
65

一歌

Listen

うん。やっぱり、穂波みたいにはいかないな
66

一歌

Listen

でも——大変でも、やりたいって思うんだ
67

一歌

Listen

やっぱり、ミクの曲は私にとって特別だから
68

一歌

Listen

バンドの曲だけじゃなくて、
もっともっと新しい曲をミクに歌ってほしいし——
69

一歌

Listen

いろんなクリエイターさんと一緒に
作品を作るのも、やりがいがあるから
70

一歌

Listen

忙しいけど、すごく充実してて楽しいよ
71

リン

Listen

『いっちー、前向きでえらいっ!』
72

レン

Listen

『オレ達で手伝えそうなことがあったら、
いつでも声かけろよ』
73

一歌

Listen

うん。ありがとう、ふたりとも
74

一歌

Listen

あ……早速なんだけど、
ちょっと意見を聞いてもいいかな?
75

一歌

Listen

さっきアレンジしてた曲なんだけど、
もっと良くできそうな気がしてて……
76

リン

Listen

『オッケー!
ビシバシ意見言っちゃうよ~!』
77

一歌

Listen

ふふ、助かるよ
Next Chapter: 新しい挑戦