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雫

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私を中心に、って……
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遥

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これまでのやり方と全然違うし、みんなが戸惑うのもわかるよ
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遥

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ただ——準決勝を勝ち抜くには、
この方法しかないと思うんだ
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愛莉

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……アンタのことだから、
ちゃんと考えたうえで言ってるんでしょ
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愛莉

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わたし達にもわかるように、説明してくれるかしら
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遥

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……前も話した通り、
今回の準決勝は1回きりのライブで結果が決まるよね
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遥

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ここでチアデを超えるパフォーマンスを出せなければ、
審査員の評価は得られない
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雫

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ええ……
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遥

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だから、私達らしさを活かしながら
今までよりも難易度が高いパフォーマンスをしようと考えてた
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遥

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でも……今のままじゃ——弱いんだ
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みのり

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弱い……?
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愛莉

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どういうこと?
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遥

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私達が考えたステージ案は、今までの自分達の延長線で……
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遥

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純粋なパフォーマンス勝負で、
チアデを超えられる要素が足りない
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遥

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だから、ステージ上で比べたとき、
どうしてもこっちが霞んでしまうと思うんだ
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みのり

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えっと、それじゃあ……
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みのり

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今の案だと、チアデは超えられないってこと……?
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愛莉

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遥の言うことは……わかるわね
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愛莉

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わたし達なりに、精一杯の想いを込めて
工夫はしたつもりだけど……
それと、ステージとしての出来は別の話だわ
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雫

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…………
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遥

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だから——雫を中心にステージを作るんだよ
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遥

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私がサブとしてそれを支えて、
パフォーマンス自体の完成度を押し上げる
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遥

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これで、ステージとしての見え方は全然変わってくると思う
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愛莉

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……たしかに……
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愛莉

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遥はASRUN、雫はチアデの元センターだし……
実力的には文句なしだわ
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雫

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でも……
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雫

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パフォーマンスの実力なら、
私よりも遥ちゃんのほうが上だと思うわ
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雫

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それに、愛莉ちゃんやみのりちゃんには、
周りを巻き込んでステージを盛り上げられる力がある——
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雫

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人の気持ちを強く動かす力なら、
私よりもふたりのほうがセンターにふさわしいと思うの
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みのり

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雫ちゃん……
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遥

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そうだね。
ただ、雫には他を圧倒できるオーラがある
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遥

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指先や、視線の動きだけで見てる人を惹きつける力は、
私達の中で飛び抜けてるよ
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雫

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……私は……
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遥

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……パフォーマンスっていう意味だけなら、
私と雫の“ふたり”を完全に同じ立場で中心にする手もあると思う
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遥

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ただ、そうすると、どうしても印象が分散するから——
どっちかの個性を立てたいんだ
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みのり

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個性を立てる……?
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遥

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うん。今回は、チアデのパフォーマンスと正面から
戦って勝てるだけの『強さ』がいる
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遥

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でも、今の私達ではそれが難しい。
それなら——
39

遥

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私達が持っている武器の中で、
何かひとつを尖らせて、突き抜けるしかない
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愛莉

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その武器になるのが……誰かの個性ってこと?
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遥

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うん。
それを磨いて、一番魅力的に魅せるステージにする——
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遥

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この方向なら、短期間でもかなり完成度があげられるはずだよ
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遥

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雫じゃなく、私が中心になるっていう手もあるけど……
誰かに合わせるのはたぶん、私のほうが得意だと思うから
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愛莉

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……今までとは、だいぶ違うわたし達を見せる形になるわね
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愛莉

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モモジャンらしくないって思われそうだけど……
その辺りはどう思ってるの?
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遥

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……驚かせることにはなると思うよ
47

遥

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でも、悲しませたりはしないと思ってる
48

遥

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もし雫を中心にしても、
他のメンバーの魅力が減るわけじゃないから
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みのり

Listen

えっ?
50

遥

Listen

今回のステージは、チアデと正面からぶつかっても
負けない、洗練されたパフォーマンスが主軸になる
51

遥

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だから雫には、センターとして
みんなを引っ張っていってもらいたい
52

遥

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かなり難易度が高いけど……私も全力でサポートをするよ
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遥

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そしてみのりと愛莉には、
雫の作るステージについていくだけじゃなく、
その魅力を押し上げてほしい
54

遥

Listen

正直、やり遂げるのはかなり難しいと思う
55

遥

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今までの延長線じゃない……まったく新しい挑戦だから
56

遥

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でも——それでも、食らいついてきてほしい
57

遥

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ふたりなら絶対、それができるって信じてるし……
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遥

Listen

一緒に、今までの私達を超えていきたいから
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遥

Listen

(私が考えてることは、全部伝えたつもりだけど——)
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愛莉

Listen

……何が、『できるって信じてる』よ
61

遥

Listen

……っ!
62

愛莉

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そんなの、当たり前でしょ!
63

愛莉

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食らいつくどころか、油断してたら
後ろからガブッと噛みついてやるんだから!
64

みのり

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わたしも……!
遥ちゃんと雫ちゃんが、全力で走っていけるように、
死に物狂いでついていくよ!
65

みのり

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だから——任せて、遥ちゃん!
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遥

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……ありがとう。ふたりとも
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遥

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(あとは——)
68

遥

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——雫は、どうかな
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雫

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……わかったわ

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雫

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不安がないと言ったら、嘘になるけれど……
71

雫

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でも、遥ちゃんがそう決めて、
私を信じてくれたのなら——
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雫

Listen

必ず、やり遂げてみせるわ
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遥

Listen

雫……
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遥

Listen

……ありがとう
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遥

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本当は……もっといろいろ反対があると思ってたんだ
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みのり

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反対って、どうして?
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遥

Listen

え……?
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遥

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だって、みんなの負担がかなり大きいし……
自分でも、思い切った方向転換だと思うから
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遥

Listen

不安になったり、嫌だって感じても当然だなって
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愛莉

Listen

もう、バカね。そんなこと考えてたの?
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愛莉

Listen

アンタは今までもずっと
みんなのことを考えて、導いてくれてたじゃない
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愛莉

Listen

大事な局面でアンタが間違ってたこと、
今まで1回もないでしょ
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雫

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……それに私も、遥ちゃんに言われたからっていうだけで、
受け入れたわけじゃないわ。
自分なりに考えて……遥ちゃんの案がいいって思ったの
84

みのり

Listen

うん! わたしも、ちゃんと考えて決めたんだよ
85

みのり

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遥ちゃんに——わたし達のプロデューサーさんに
ついていくって!
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遥

Listen

みんな……
87

遥

Listen

(……ここまで、信じてくれてるんだ)
88

遥

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(なら、私は——)
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遥

Listen

ありがとう。
必ず、その信頼に応えてみせるよ
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愛莉

Listen

ええ、期待してるわよ!
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みのり

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じゃあ、さっそく曲のことも考えなきゃだね!
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遥

Listen

それについても、いくつか案を考えてきたんだ
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遥

Listen

さっきも言ったけど、今回はパフォーマンスで
チアデを圧倒するくらいの強さを見せなきゃいけない
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愛莉

Listen

ええ。洗練されたパフォーマンスを目指す、って
言ってたものね
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雫

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そうすると……チアデとはまた違った華やかさや
かっこよさを押し出すのがいいのかしら
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遥

Listen

そうだね。
そこに私達なりのメッセージを乗せられるように
方向性を練っていこう
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愛莉・雫・みのり

Listen

『ええ!』
『うん!』
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遥

Listen

(ここがやっと、スタートライン……)
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遥

Listen

(みんなのおかげで、準決勝を勝ち抜く可能性が見えた)
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遥

Listen

(今までの自分達を超えて、夢に近づくためにも——
絶対に、勝ち上がってみせる)
101

遥

Listen

(——信じてくれる、みんなと一緒に)