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こはね
——それでね、レンくんとリンちゃんと一緒に、
木の水やりをさせてもらったんだ
冬弥
小豆沢は最近、よく広場の木の様子を
見に行っているようだな
こはね
うん! なんだか元気をもらえる気がするんだ
わかる! 緑がすっごくキレイなんだよねー
ミク
そういえば……この間、カイトとルカが
メイコに『お弁当作って』って頼んでたっけ
彰人
弁当? なんのために?
ミク
あの木の下にレジャーシートを敷いて、
お弁当を食べたら楽しそうだって
彰人
……花見の花がないバージョン、みたいなことか?
それかピクニックじゃない?
こはね
どっちも楽しそうだね
冬弥
ああ。俺達も練習の合間に
やってみるのはどうだろう
さんせーい!
彰人
まあ、別に外でメシ食うくらいはいいけどな
ねえねえ、せっかくだしミクも参加しない?
ミク
いいよ。なんだか面白そうだし
やった! じゃあ今度、メイコさんにカフェの
キッチン貸してもらって、みんなでお弁当作ろうよ!
彰人
は? そこからやんのか?
当然でしょ? こういうのは、
とことんやったほうが楽しいんだから!
冬弥
なるほど。
では、事前に作るメニューを練習しておこう
彰人
いや、そこまで本気出さねえでも……
こはね
……ふふっ
ミク
こはね、どうしたの?
こはね
あ……えっと、なんだか嬉しいなって
嬉しい?
こはね
うん。前にあの黒い欠片に触れて、夢を見て……
こはね
みんなとこうして一緒にいられる時間って、
本当は全然、当たり前じゃないんだって思ったから
こはね……
冬弥
……そうだな。
無数の選択を積み重ねた先に、今がある
冬弥
そう考えると、本当に奇跡のようなものなのかもしれない
彰人
さすがに大げさだろって言いてえところだけど……
たしかにな
彰人
ひとりでも欠けたら、今のオレ達じゃねえだろうし
うーん。この胸がぎゅーってする感じ、
なんて言ったらいいんだろう?
なんかこう……この4人でよかった~!!みたいな?
彰人
まんまじゃねえか
うるさいなあ。
言葉にするのが難しいんですー
こはね
えっと、じゃあ……
今の気持ちを歌に乗せてみるのはどうかな?
あ、それいいかも!
冬弥
ああ、やってみよう
こはね
ミクちゃんも、一緒に歌ってくれる?
ミク
もちろん付き合うよ。
今のみんながどんな歌を歌うのか、興味あるから
こはね
ありがとう。
それじゃあ——みんなも聴いてくれると嬉しいな
こはね
『Ready Steady』!