数カ月前
ワンダーステージ
司
な……それは本当なのか、類!
寧々
アークランドに誘われたって……
類
……ああ。旭さんから、声をかけてもらったんだ。
それで——
それで——
司
す…………
司
すごいじゃないか!!!!!
寧々
ちょっと司、声大きすぎ……。
気持ちはわかるけど……
気持ちはわかるけど……
司
む、すまん……。
だが、声も大きくなるだろう!?
だが、声も大きくなるだろう!?
司
アークランドのショーユニットが、
どれほどの実力なのか……
オレ達は、すでに実感しているのだからな
どれほどの実力なのか……
オレ達は、すでに実感しているのだからな
司
しかも、旭さん直々にということは……
THE CENTER THEATREの演出家をしてほしい、ということだ!
THE CENTER THEATREの演出家をしてほしい、ということだ!
えむ
そっか……
えむ
アークランドにいけば——
きっと類くんの夢に、もっと近づけるんだね
きっと類くんの夢に、もっと近づけるんだね
司
ああ。THE CENTER THEATREは、
日本を代表するショーステージだからな
日本を代表するショーステージだからな
司
きっとそこで類は、
世界中を笑顔にする演出家への一歩を……
世界中を笑顔にする演出家への一歩を……
類
司くん……?
司
…………ああ、すまない
司
わかっていたつもりだが——。
いざ、その時がくるとな……
いざ、その時がくるとな……
類
……僕は——
えむ
…………大丈夫だよ!
えむ
だって、類くんが夢を叶えるためなんだもん!
えむ
だから……だから……!
えむ
——あたし、応援するね……!
寧々
…………そう、だね
寧々
……寂しいって気持ちは、たぶんみんな同じだと思う。
でも——
でも——
寧々
仲間の実力が認められて嬉しいって気持ちも……
きっと、同じだから
きっと、同じだから
寧々
……がんばってきて、類
司
……うむ。
寧々やえむの言う通りだな
寧々やえむの言う通りだな
司
オレ達は、お前の門出を……全力で祝うぞ!
だから——
だから——
司
夢を叶えてこい……類!
類
みんな……
類
(……本当に僕は、素晴らしい仲間に恵まれている)
類
(こうして夢への道を応援してくれて、
背中を押してくれて……)
背中を押してくれて……)
類
(……だからこそ、僕は——)
類
(夢を叶えなくてはならない)
類
(みんなのためにも——絶対に)
類
…………ありがとう
類
——行ってくるよ
スクランブル交差点
アークランドのキャストB
——じゃあ、お疲れさま! また明日な
アークランドのキャストA
気をつけて帰れよ
旭
ああ。明日の公演も、よろしく!
旭
……みんな、今日はすごくテンションが高かったな
類
フフ。あんな風に盛大に祝ってもらってしまったら、
向こうで中途半端な結果を残すわけにはいかないね
向こうで中途半端な結果を残すわけにはいかないね
類
アメリカでも、最高のショーを届けられるように——
僕にできる演出を、今から考えておかなくては
僕にできる演出を、今から考えておかなくては
類
帰ったら早速、今日もらったBrillia Stageの過去映像を
見てみようかな……
見てみようかな……
旭
おいおい、今日くらい休んでもいいだろ。
お祝いのあとなんだしさ
お祝いのあとなんだしさ
類
いや、休むなんてできないよ。
僕は——立ち止まるわけにはいかないからね
僕は——立ち止まるわけにはいかないからね
類
夢を叶えるまでは……絶対に
旭
…………何を言ってもダメか
類
え?
旭
いや、なんでもない
旭
……類。俺はアメリカでも、
類の演出に最大限応えると約束するよ
類の演出に最大限応えると約束するよ
旭
だから——お互い、夢を叶えような
類
……ああ、そうだね
類
——こちらこそ、アメリカでもよろしく
旭
それじゃ、俺はこっちだから。
また明日な!
また明日な!
類
うん。また明日
類
互いに夢を……か
類
——旭さんには、心配をかけてしまっているな
類
…………
類
(それでも……)
類
(僕は進み続けなくてはいけないんだ)
類
(アメリカでもっと腕を磨いて、夢を——)
???
大好きな人達が一緒じゃないと、
寂しいよね
寂しいよね
類
(…………今、誰か……)
類
(向こうに行ってしまえば
みんなと会える頻度は、さらに減ってしまうかもしれない)
みんなと会える頻度は、さらに減ってしまうかもしれない)
類
(最近は、ただでさえお互いに忙しくて
連絡をとれていなかったし……)
連絡をとれていなかったし……)
類
(いい機会だ。久しぶりに、みんなに連絡してみようかな)
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